搭乗者傷害保険


搭乗者傷害保険とは

搭乗者傷害保険とは、車に乗っているときに死亡・後遺障害・怪我などをした場合のための保険です。運転者本人や家族の方などに対して保険金が支払われます。                                          


車・バイクの事故で、その保険に入っていいる車両の正規搭乗位置または乗車装置のある室内に搭乗中の人が急激かつ偶然な外来の事故により死亡したり、傷害もしくは後遺障害などが残った場合に支払われる保険です。

                                                 
搭乗者傷害保険では、自賠責の運行供用者(車両の所有者や運転者)、または対人賠償保険でも支払い対象外となっていた運転者本人や家族なども保険金支払いの対象者に含んでいます。


これは搭乗者傷害保険が、損害賠償保険ではなく、傷害保険としてある意味で独立した保険として機能しているからなのです。ですから、ほかの保険種目の自賠責や対人賠償保険金などに影響や制約されたりすることがなく、例えば対人賠償保険金が支払われたので、この搭乗者傷害保険金が支払われなくなったり、減額されたりすることはありません。


「正規の搭乗位置」とは

搭乗者傷害保険でいう“正規の搭乗位置”とは、つまり座席シートに座っていることを指しています。これ以外は箱乗りは当然のこと、荷台に乗っていた場合の(荷台の荷物の監視のためでも)これにあたらないので対象外となります。


しかし、最近RV車などを含めて座席背イーとアレンジが多様化していることに伴い、1997年の8月の約款改定により、その内容が一部改定されました。具体的には、壁などで仕切られていない同一室内の後部ラゲッジスペースに搭乗していれば、保険金が支払われることになりました。          

つまり、トラックなどのに荷台は同一室内ではないので、従来通り保険金支払い対象にはなりませんが、後部座席などをたたんだ場所でも、きわめて危険な乗り方でなければ大丈夫になったのです。 また、“急激かつ偶然名外来の事故”とは、傷害保険が支払い対象になるかどうかを判断するときの大原則になります。                                                     


それぞれの語句の意味を説明するなら、“急激”とは、突発的にということで、身体を害したといっても病気のように緩やかに身体を害するものではないこと、“偶然”とは、保険金を請求する事故として意図されていないことなど、“外来”とは、外部からの作用によって、ということです。