賠償保険の考え方
対人賠償保険と対物賠償保険は、その名からもわかるように賠償責任に対するほけんです。これらの賠償保険で保険金が支払われる条件をみてみると、賠償保険の保険金は、保険契約された自動車を、
①所有していることによって、
②使用していることによって、
③管理していることによって
法律上の賠償責任を負うことになった損害に対して支払われます。
対人賠償保険の場合、支払い対象者は“他人”になります。ここでいう“他人”とは『“記名被保険者”以外の全ての人』を指します。
“記名被保険者”とは、自動車保険の契約対象となっている自動車(被保険自動車)を事実上自分の持ち物として使っている人のことで、車検証での所有者やローンで購入した車であれば買い主ということになるのです。あるいは、「第三者にこの車を貸す権限のある人」とも言えます。
“記名被保険者等”となった場合は、記名被保険者と家族を含む同居の親族、記名被保険者から承諾を受けて借用した範囲の人が含まれることになるのです。ここで注目してほしいのは、家族などは事故の被害者であっても、この保険では対象にされないことです。この部分は自賠責と違っているので注意して下さい。これは、夫婦間や親子間は経済的に同一範囲であるとみなされ、一般的に損害賠償は適切ではないと解釈されるからなのです。
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